研修医から考える資産運用

医者1年目が知識ゼロから不動産、税金、株、クレジットカード、保険などお金について勉強しまくって年収1億円を目指す!

ダイナースプレミアムカードを半年間使ってみた感想

今日はクレジットカードについて記事を書いてみます。

 

僕が医者になって初めて作ったカードはダイナースプレミアムでした。

 

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"Premium"の文字がレインボーに光るのがメチャメチャかっこいいですよね〜

 

ダイナースプレミアムにした経緯ですが、

 

まず僕の研修病院のダイナースプレミアムを持っている先輩医師にダイナースプレミアムのインビテーションを行うダイナースの人間を紹介してもらいました。(関東に2人しかいないらしい?)

 

次にその方とカフェで面談を行いました。

年収、家賃、家族構成、親の年収、資産など事細かに聞かれました。

 

今まで自分のカードも持ったことが無い勤続年数0年(ちなみに申し込んだのは1年目の4月です笑)の初期研修医ですから、色々詳しく聞かれました。

 

ただ、これは全て自己申告ですので、年収に関しては病院からの収入以外にも親からの仕送りや、自分名義の不動産の家賃収入など自分に入ってくる全ての額を申告しました。

 

具体的には年間1000万弱です。

 

実際、今の病院からの給料だと年収350万くらいなので、さすがに医者でもはじかれると思います。

 

あと、自分名義の不動産の住所なども聞かれます。

 

家族に関しては、親の職業と年収くらいです。

 

少しイヤラシイですが、初期研修医のような実績が無い人がハイステータスのカードを通す時は、自分の資産をできる限りアピールした方が良いと思います。笑

 

それでも、僕の場合は今までカードを作ったことが無く、借金もしたことが無いので、

 

クレジットヒストリーが全く無いので、頑張ってみるけど通るか分かりません。」

 

と言われました。

 

結局、その3週間後に晴れてカードが届きましたが、職業の安定性と、将来性を考慮して通してもらったのかなと思います。

 

ダイナースと比較されるアメックスやJCBだったら、プラチナでもはじかれると思うので、ダイナースプレミアムの審査基準はこの2つと比べるとやはり格段に緩そうです。

 

もし、初期研修医の方で「俺も作ろー」という人がいたら注意して欲しいのが

 

ダイナースは27歳以上でないと作れない

 

ということです。

この時ばかりは歳食ってて良かったと思いました。笑

 

 

現在、ダイナースプレミアムを使って半年ですが、僕個人が思うメリットとデメリットを簡単に挙げていこうと思います。

 

メリット

 

・ポイント還元率が全カードの中で最も良く、1:1の割合でマイルに交換できる。 

 

やはりダイナースプレミアムの一番の魅力は2%というポイント還元率だと思います。

さらにそれを1:1の割合でマイルに交換できます。

 

ちなみに普通のダイナースの場合はポイント還元率は1%です。

プレミアム同様、1:1の割合でマイルに交換できますが、その際に手数料が年間6000円かかります。プレミアムならば手数料はかかりません。

 

僕は基本、生活費は全てダイナースで支払っています。

コンビニなど細かい支払いも全てです。

 

おかげで半年で5万ポイントは貯まりました。

 

ローシーズンであればエコノミーでヨーロッパ往復出来ます。

 

必要経費をカードで払うだけでこれだけマイルが貯まるのは魅力的です。

 

また、昔はダイナースは使える店が少ないというのが難点だったようですが、今はそのような不便さは感じません。

 

ダイナースプレミアムを持っているというステータス

 

まあ要は見栄を張れるということです。笑

 

ブラックカードは必ずしもその高い年会費の元を取れるだけのバックがあるとは思いません。

そのギャップを埋めるのがやはりココだと思います。

 

少し雰囲気の良いレストランに行って楽天カード出すより格好がつきますよね。笑

 

そこに年会費13万払うかは意見が分かれると思いますが。。

 

・一休.comのダイヤモンド会員になれる

 

一休.comのダイヤモンド会員になるには、6ヶ月間の一休.comの利用金額が30万円以上と結構ハードルが高いです。

 

でもダイナースプレミアムは入会した時点で無料で一休.comのダイヤモンド会員になれます。

 

ダイヤモンド会員になると、ゴールド会員以上で利用出来る特別宿泊プランが利用できたり、その場で使えるポイント還元が5%つきます。

 

僕はよく温泉に行くので一休.comを利用しています。

 

・24時間対応のコンシェルジュ

 

これは他のハイステータスカードでもついてると思いますが、電話やオンラインで

 

航空券の照会、ホテル・旅館の照会、レストランの予約、ライブなどのチケットの手配、商品検索、ゴルフ場の予約

 

を24時間対応で行ってくれます。

 

僕が実際使ったのは、レストラン予約で1回くらいですね。

 

赤坂で急遽飲むことになった際に利用しました。

 

赤坂は慣れない場所で全然店が分からなかったで

 

「赤坂で、人数は4人で、予算は1人5000円くらいで、鍋が食べれるお店ありますか?」

 

と電話したら3分くらいで何軒かピックアップしてくれて予約してくれました。

 

ただ、僕の希望に沿っていたかと言われると微妙でしたね。

 

リーズナブルだけど、こだわりがあって美味しいお店を期待してたんですが、白木屋よりはちょっとランクは高いけど、同じ雰囲気のチェーン店みたいなお店を紹介されました。笑

 

急だったのと、少し時間が遅かったのも影響があるのでしょうか。

 

いずれにしても、これに関してはあまり恩恵を受けてないですね。

 

 

デメリット

 

・年会費

 

ダイナースプレミアムの年会費は13万円(税抜)です。

 

ちなみにアメックス・プラチナカードも13万円(税抜)、JCB THE CLASSは5万円(税抜)です。

 

僕の感覚だと13万のうち8万くらいはステータス代ですね。笑

 

ポイントはマイルに交換した方が還元率は一番良いので、マイルに交換するのがほとんどだと思いますが、マイルを貯める目標をどこに置くかで元を取れるかは変わってくると思います。

 

例えば、僕の場合はANAのビジネスでハワイに行きたいと思っています。

必要なマイルが大体11万マイルくらいです。

 

通常のダイナースクラブカードだと年会費は22000円(税抜)ですがポイント還元率は1%なので11万マイル貯めるまでに1100万円使わないといけませんが、

 

ダイナースプレミアムだと、その半分の550万で11万マイル貯まります。

 

この場合は年会費の分を差し引いても高還元率のダイナースプレミアムの方が効率は良いですが、特にそのような目標がない場合は、やはり13万円という年会費はデメリットになります。

 

ダイナースプレミアムの年間ANAマイル移行制限が改悪

 

現在、ANAマイルの年間移行制限は8万マイルですが、2018年12月21日より4万マイルになります。

 

どんなにポイントを貯めても年間で4万マイルしか移行できないとなると、かなり効率が悪くなります。

 

ANA以外でダイナースのポイントをマイルに交換できる航空会社は

 

デルタ航空ユナイテッド航空大韓航空アリタリアーイタリア航空

 

がありますが、これらは変わらず年間10万マイルまで移行できます。

 

僕はANAユーザーなので、12月21日までに全てのポイントをマイル移行して、次の年会費がかかる前にダイナースプレミアムを退会しようと考えています。

 

ポイント還元率2%の利点は1:1でマイルに交換できる点にありますが、年間4万マイルが上限では少なすぎて実際に使うまで何年も貯めなければなりません。

 

また、僕のように確実に年間で200万円(4万マイル相当)以上使う人は、一生、ポイントを全部マイルに交換することはできません。

 

そこで考えているのが、ANAダイナースプレミアムです。

 

年会費155000円(税抜)、ポイント還元率は1.5%(ANAグループの取扱加盟店では2.5%)とダイナースプレミアムよりは多少条件は悪いですが、それでも他のカードに比べるとポイント還元率は高いです。

 

何より年間のマイル移行制限が無いので、上記の通り、もはやポイント高還元率の意味が無くなったダイナースプレミアムを持っているよりはバックが大きいと考えました。

 

ダイナースプレミアムからANAダイナースプレミアムへの切り替え方法は次のブログで書きたいと思います。

 

 

 

他にも細かいメリット、デメリットはあると思いますが、僕が半年間使ってみて感じたのはこれくらいです。

 

最後に、ダイナースもいいですが、やはりカードの中ではアメックスに憧れがあります。

 

いつかアメックスのセンチュリオンなんて持てたらなーとか夢見て頑張ります。